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現代病になりつつあるストレートネックの改善方法

今から約15年前に普及したスマートフォン。電話やメールだけでなく、ナビやゲームも可能で携帯がより便利になったと同時に今まで以上に身体の不調を訴える人が増えている。
中でもストレートネック(通称スマホ首)による痛みを訴える方が急激に伸びており、痛みはなくともこの状態になっている日本人の数は全体の8割と言われる。

頸は本来前弯しているが、うつむく姿勢(スマホやPC作業などによる)が続くことにより胸椎の後弯が増強し、頸のポジションを前側に移動する。この状態での作業を長時間行うと、このポジションで頸椎がスタックしてストレートネックとなる。
また、人間はタスク完了思考のため胸椎の伸展で前を向けない場合、代償として頚椎の伸展で前を向く。本来の機能以上に頸の筋肉を使う(=負担をかける)ことで頚部後方のオーバーユースとなり痛みを伴うことが多い。

ストレートネックになると、首や肩にかかる負担が大きくなるため、肩こりや首こりになりやすいだけでなく、神経圧迫による頭痛や、手・腕の痺れに繋がることもある。
手技での介入も有効だが、リポジションさせて、安定させることも重要だ。
本日は国民病にもなっているストレートネックに対するエクササイズを紹介する。

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