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障害予防と運動連鎖について(上肢編)

今回は、上肢の障害予防と運動連鎖について述べていく。以前は、下肢の運動連鎖に関して述べたが、上肢は記載されているものが少なく情報が得られにくい。

運動連鎖だけなく姿勢制御の影響や環境要因も大きいので下肢以上にパターン化が難しい。

とはいえ、基本となる運動連鎖のパターンはあるので、今回は傾向として纏めたものを記述する。

前回の記事でも伝えたが、この記事を読み終えてから、ミラウェルのコラム内で紹介している、「明日現場で使えるエクササイズ」の全てにおいて、この記事を読んだ後に回覧して頂きたい。理由は、記事を読み進めて動作のイメージが湧いていない場合、運動連鎖を見返す必要があるからだ。

まず、運動連鎖の定義は、「ある関節が動き出したら、隣接する関節が動きに伴って動き、様々な場所に相互に影響を与え合う事」である。

つまり、身体のある一部位の動きやアライメント変化が,隣り合う部位の動き・アライメント変化を通じて次々に動きが波及していく現象のことである。下記は、上肢の各関節の運動連鎖について、纏めたものである。

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