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「Google口コミ」参考にする新規顧客の割合は81.0%に。


近年、自分に似合った店舗や院選びをする際に、検索エンジンの「Google」や「Googleマップ」を利用することが日常化している。何か気になる事柄があった場合にも、画面を開いては当たり前のようにGoogleの検索バーにたどり着き、私たちは多くのことを解決、認識している。この事実から、世間では「ググる」や、「Google先生」などという現代語も飛び交うようになり、我々の生活のワンシーンに溶け込み、現代のQOL向上に大きく貢献している。

そのGoogleの影響力と貢献度は、数字をみても一目瞭然である。
statcounter社(米国)が算出する最新データ(23年10月現在)(1)によると、全世界における検索エンジンのシェア率は、Googleが”91.55%”と驚異的なスコアを誇り、「BATH」と呼ばれる、中国の4大成長IT企業に含まれる”百度(バイドゥ)”のシェア率の1.02%に、完全な差をつけ、その存在感は圧倒的である。

この事実は、我が国においても例外ではなく、Googleのシェア率は76.06%にのぼり、2番手”Yahoo!”の14.31%に大差をつけている。Yahoo!社は2010年7月、自社サービスにGoogle検索エンジンを採用することを発表しており(2)、今日においても提携は続いていることから、事実上の合算したシェア率は9割を超えることになる。
国内においてもこれだけのシェアを誇るということは、すなわち顧客の「行動変容」に大きく影響を示し、関与しているということになる。
この「行動変容」に事業主側は敏くなる必要があるだろう。

店舗ビジネスを提供する側の”事業主”にとって、この分野の分析は、時間制約的観点から非常に難しい問題である。これによって永遠の課題となりうるのが、「顧客の解像度と行動変容の把握」である。しかし、この「顧客の解像度」を向上させることが、効率的な集客を実現するために重要な事柄のひとつであり、「非リアル世界(WEB)での顧客の動きを知ること」から逃れてはならず、これを軽視してはならない。

そこで今回我々は、その事業主の皆さんの一助となるべく、
・「健康志向の高い顧客」にも一般データと同等に、店舗選択の際、Googleは重用されているのか。
・そして、もしそうであるならば、どれほどアーンドメディア(口コミ等)として信頼を置かれているか。
・来店意志にどれだけの影響を示すのか。
に着眼点を置き、ジムに通う153名を対象にアンケート調査(3)を行った。

この調査結果に正面から向き合い、対策を講じれば、「顧客起点集客」を実現に一歩近づけるかもしれない。

 ①Google・Yahoo!検索で83.6%に。マップ直接検索は11.8%

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