前編では、主に集客のできない理由、陥りがちな状態、そして、その状況を打破するためのフレームワークである『STP分析』の紹介をしました。今回の後編コラムでは、その『STP分析』の具体的に実施方法と留意点に関して、私が実施している内容を開示していこうと思います。
今回の情報も皆さんにとって経営活動の参考となれば、私も幸いです。
念のため、STP分析を簡単におさらいしておくと、
主に自店舗のコンセプト設計を行う際に用いるフレームワークで、対象顧客の解像度を上げることに役立ちます。
要約的な言い方をするならば、『対象市場をあらゆるジャンル別に切り分けて、ターゲットを詮索し、自店舗の立ち位置を決める』ということになります。
〇S(Segmentation):セグメンテーション(区分)
〇T(Targeting):ターゲティング(選定)
〇P(Positioning):ポジショニング(位置)
では早速、それぞれのステップでやるべきことについて、解説していきます。
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