ポイント
・慢性炎症である歯周病は、心血管疾患・脳卒中・糖尿病・妊娠の悪影響など多くの症状に関連している。
・上記を踏まえた上で、歯周介入が妊娠の悪影響を減らす可能性があると示唆し、歯周炎または歯肉炎を患っている妊婦を募集し評価を行った。
はじめに
歯周病は、心血管疾患。脳卒中・糖尿病・妊娠への悪影響などに関連しており、全て全身慢性炎症経路を介して発生する可能性がある。生殖年齢の女性によく見られ、妊娠中に歯茎の状態が悪化する傾向があることから、歯周介入が妊娠への悪影響を減らす可能性があると示唆し、Cochrane Oral Healthの情報スペシャリストは6つのデータベースから、言語や発行日に制限を設けず検索を行った。
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