ポイント
・ギリシャの University of Patras、Department of Physiotherapy に所属する Maria Tsekoura らによる研究。
・本研究は、ギリシャ国内の地域在住高齢者を対象とした横断研究であり、60歳以上の男女が対象である。
・ギリシャ在住高齢者において、慢性疼痛はサルコペニアと有意に関連し、疼痛の強度が高いほど関連が強まる。また、併存疾患、多剤併用、精神的要因(不安・抑うつ)とも密接に関係しており、臨床では痛みと筋肉量の両方を評価する包括的ケアが重要である。
はじめに
University of Patrasの理学療法学科と、同国の複数の地域医療センターが共同で実施された。
この論文は、Healthcare(M D P I刊)に2024年6月29日に掲載された。