ポイント
・メタアナリシスでは、カフェインは有酸素持久力、筋力、筋持久力、パワー、ジャンプ力、運動速度に対してエルゴジェニック効果があった。
・95%予測区間を考慮した場合、すべての分析がカフェインの効果について明確な方向性を示したわけではない。 ・エビデンスの質は一般に中程度に分類され、公開されたメタアナリシスに含まれる個々の研究のほとんどは若い男性を対象に実施された。
はじめに
ビクトリア大学健康スポーツ研究所のJozo Grgic、David J Bishop、 Zeljiko Pedisic、シュロベンハウゼン群病院のIvana Grgic、セントラルランカシャー大学、運動及び栄養ゲノム研究センターの Craig Pickeringリーマン大学のBrad J Schoenfeldらが運動パフォーマンスに対するカフェインの効果を調べた、メタアナリシスの結果を体系的にレビューし、要約・評価をした。
この論文は2019年3月29日にBr J Sports Medに掲載された。
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