運動の種類・量が変形性膝関節症の痛みと障害に与える影響

ポイント

Bricca A, Juhl C, Stewart S, Petersen T, Roos EMらが膝の変形性関節症（OA）における痛みや障害を軽減するための運動プログラムの最適な形式を報告した。
・主な結果として結果として運動療法の選定や頻度と強度設定により大幅な変化が見られた。また、頻度と期間が増すほど効果は高まるが、過度な運動は疼痛を引き起こしてしまうことも確認され、適切なバランスが重要であることがレビューされている。

はじめに

Bricca A, Juhl C, Stewart S, Petersen T, Roos EMらはランダム化比較試験の系統的レビューとメタ解析を行い、膝関節変形症の運動プログラムについて発表した。
このレビューはAmerican College of Rheumatology (ACR) 2014年に掲載された。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24574223/