ポイント
・Su Su Hlaingらが非特異的腰痛を持つ患者に対して、コア安定化運動と筋力強化運動の影響についてランダム化比較試験用いて調査した。
・調査の結果、コア安定化運動は、固有感覚(プロプリオセプション)やバランス能力に大きな改善をもたらし、筋力強化運動は、特に筋肉の厚さを増加させ、全体的な機能の改善に寄与した。そして両方の運動は痛みの軽減に有効であることを示した。
はじめに
Su Su Hlaingらはコア安定化運動と筋力強化運動が、非特異的腰痛患者の固有感覚(プロプリオセプション)、バランス、筋肉の厚さ、痛みの要素にどのように影響を与えるかを比較した。この論文はBMC Musculoskeletal Disorders に2021年に掲載された。
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