店舗ビジネスの悩みランキングとして
上位に挙げられるのが『リピート率』。
リピート率を高く維持することができなければ、
売上が積み上げることはなく横ばいに
推移してしまいます。
実際に200名以上の店舗ビジネスをされている方々の
ご相談に乗ってきましたが、売上が上がらないのは
”集客数が足りていない”もしくは”リピート率が低い”
の場合が多いです。
リピートに対しての対策が十分に行われておらず、
売上が右肩成長していない場合が
多く見受けられています。
ですので今回は、今すぐにでも実践可能な
『リピート率を格段に上げるテクニック』を
ご紹介していきたいと思います。
ご紹介させて頂くテクニックを取り入れたお客様は、
直ぐにリピート率を上げることができているため
即効性が高い内容ばかりです。
そのため、ご自身の元々使用しているリピートの構成に
エッセンスとして取り入れていただけると、
リピート率改善のキッカケになると思いますので
ぜひご活用ください。
⚫︎即効性の高い3つのテクニック
ご紹介させて頂く即効性の高いテクニックとしては、
下記の3つになります。
▶︎ 断り文句を潰しておくこと
▶︎ お客様の悩みを最後まで聴き切ること
▶︎ 通う前提で話を展開すること
それぞれ、詳しく解説していきます。
⚫︎断り文句を潰しておくこと
多くの店舗経営者の方は、
下記のようなことをお客様から言われて
リピートの機会を逃していませんか❓
・『スケジュールが分からなくて、、、』
・ 『一度、変化をみてから考えます。。』
おそらくこの記事を読んでいる店舗経営者の方は、
経験があるはずです。
もし、これらの発言をされているんのであれば
リピート率を上げるチャンスですので、
ポイントをそれぞれ解説させて頂きます。
▶︎『スケジュールが分からなくて、、、』の場合
大前提、本当にスケジュールが分からない場合も
ありますので理解はしておいてください。
その上でも断り文句として非常に多い内容です。
この発言をされてしまうのは、
スケジュールが分からない中で調整することが難しい
という表現になります。
ですので対策として設けることは、
・前日まで変更することが可能であること
・当日のご予約で次回のご予約料金が通常料金よりも
安く対応できること
これらを用いることで対応することが可能です。
注意をして頂きたいのが、
最後の次回の予約を促す時に話をすることは
してはいけません。
理由としては後から追加で言われたような
印象を受けてしまいますので、
必ず事前にするようにしましょう。
▶︎ 『一度、変化をみてから考えます。。』の場合
この質問を考える時に前提において頂きたいのが
お客様と店舗経営者のあなたは、
どちらの方が身体の専門家でしょうか❓
当然、店舗経営者である
この記事の読書のあなたですよね。
このように考えた場合、
お客様ご自身で変化を追うことはお客様に
より良くなって頂くことを願うなら、この発言に
対して考えを改めさせなければいけません。
ですが、
闇雲に否定しては気分を害してしまいますので
伝え方がありますのでご紹介させて頂きます。
それが、
「お客様自身でお身体の状態を確認したいと
おっしゃられる方もいるのですが、
身体の変化を確認させて頂くことで、より良い状態に
なって頂くためのご提案ができますので、
次回のご来店時に確認できたらと考えています。」
と伝えます。
表現の仕方は変更しても問題はありませんが、
お客様ご自身で確認するよりも
店舗経営者の方が確認をした方がよくなる、
改善できることを認識して頂くことが
できれば大丈夫です。
⚫︎お客様の悩みを最後まで聴き切ること
リピートが取れない方の多くは、
話すぎていることが多いです。
基本的にヒヤリングや問診では話すことよりも
お客様の話を聴くことに専念してください。
お客様の話を途中で遮ってしまったり、
話が脱線しすぎてしまうことで
店舗経営者の方に不信感を抱いてしまいます。
自分の話を聞いてくれない方だと
認識されてしまっては、
どんなにお身体が改善して良くなったとしても
リピートしてくださることはありません。
そのため、問診・ヒヤリングをする際に
「その他にお悩みのことはありませんか❓」
と聞いてください。
この質問を付け加える意図としては、
お客様自身の悩みを全て吐き出させることと
なっており、全て吐き出しきれていないことで
悩みを伝えきれていない中で施術が始まってしまいます。
そのため、この質問を通して
「もうありません。」
と発言が出るまで聴くことを前提に進めてみてください。
⚫︎通う前提で話を展開すること
お客様が店舗にご来店されているということは、
少なからず悩みを持たれている証拠です。
どんなに軽い気持ちであったとしても、
悩みがあることは事実です。
そのため、店舗経営者であるあなたが
この方は通わないだろうというスタンスで
関わっては、リピートが取れる可能性が
あった方も落としてしまうことに繋がりかねません。
ですので、お客様に対して
ヒヤリング・問診/自社の資料などを用いて
説明をする際は次回もご来店される前提で
話をするようにしましょう。
ややマインドや意識の面の話にもなりますが、
対応する時に振る舞いに現れしまうケースも
ありますのでぜひ取り入れてください。
⚫︎まとめ
今回は、
すぐにできるリピートを格段に上げるテクニックについて
解説させて頂きました。
枝葉のノウハウにはなってしまいますが
即効性が高く、すぐに成果として現れやすい
内容ばかりです。
ですが、そもそも店舗経営者自身の技術やサービス力が
なければ元も子もありませんので、
お客様を満足させられる能力自体は
身につけた上で、今回ご紹介したノウハウを
活用いただければと思います。
もし、店舗開業を検討したり、
今の事業状態を立て直ししたい方は
LINEからお問合せいただければと思います。
エステ/整体/鍼灸/ピラティス/パーソナルジム
の対応をしていますので、ご気軽にどうぞ。
株式会社Lifemake 代表取締役
事業構築マーケター 工藤 誠
⚫︎著者
工藤 誠 氏(くどう まこと)
理学療法士・コンサルティング(マーケティング・広告)
整体院・エステ・パーソナルジムなど、店舗ビジネスの設計全般を
支援するマーケター。
現在は広告運用実績は40店舗、コンサルティング契約は40社を超え、
赤字経営に転じていたクライアントを次々と回復させる。
その他YouTubeやX(Twitter)などのソーシャルメディアを活用して、
情報を発信するなど、業界に対して、マーケティング・事業統制の
付加価値を提供し、活躍をしている。
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