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工藤 誠 氏『〜第11版〜』 感覚経営から理論経営への転換


店舗ビジネス経営者は、自身の経験をもとにセラピストやトレーナーから経営の道へ歩みを進める方が圧倒的に
多く、他の業種からの参入してやるケースは少ないです。

プレイヤーから経営者に変化することを
余儀なくされている、セラピストやトレーナーは
共通して”経営”に悩みます。

悩んでも解決策が見えずに、
売り上げ低迷・赤字事業となり廃業してしまっている
ケースが非常に多く存在します。

ですので今回は、経営に悩みながらも前に進み続けるために必要な考え方を知ることができる記事となっています。ぜひ最後まで見て頂き、自身の考え方に落とし込んでいただければと思います。

タイトルにもありますが、”感覚経営”という言葉。

意味としては、筋道を立てて考えることをせず
その場の感情や雰囲気で判断をして事業を推し進める
考え方のことを示します。

実際に面談を200件以上していく中で、
この感覚で経営している考え方が多く存在しており、
本人は感覚で判断しているつもりがなくても、結果的に
感覚で物事を進めてしまっているケースがあります。

これは現在の事業状態を正確に捉えることができずに、
本人の主観に左右されてしまう場合が多く、的確に事業の方向性示すことができなくなってしまいます。

このようなケースは、起業前の段階であっても
面談をすればわかる場合が多く、
危険な思考になりますので、まず辞めてください。
起業と同時に廃業の準備を進めているような状態
ですから、現実を受け止めて頂き、
“感覚”で判断をしないようにしていきましょう。

先ほど”感覚経営”の話をさせて頂き、
感覚経営の危険性についてお伝えさせて頂きました。

ここでは、
『理論経営の重要性』について述べさせて頂きます。

経営は”数値”を扱い進めていくものですから、
そもそも感覚で判断をしていいということは
全くもってありません。

ですからまずは、現状の事業状態を数値で洗い出すことが重要になります。既に取り組んでいる方は、
当たり前のことを述べているだけのように聞こえるかも
しれませんが、この数値の洗い出しすらできていない
ケースがあります。

現状の数値を洗い出すことで、現状の事業状態を客観的なデータとして扱えるようにこの状態で初めてなります。
この状態から、
“どこの部分に対してエラー箇所が存在するのか”
“どの部分が改善可能であるのか”
これらの内容を議論していきます。間違ってはいけないのは、議論においても感覚で判断をするのではなく、筋道を立て論理的に話を展開するようにしていきましょう。

 議論を進めていく中で、初めて事業課題を改善するためのアクションプラン/実行プランが解像度が高く見えるようになっていきます。現状を客観的に捉えることができていないと、事業に対しての解像度が粗くなるためアクションプラン/実行プランもズレた内容となってしまったり、抽象度の高いレベルの結論しか出ないケースもあります。

そのため、客観的なデータ化・解像度高く洗い出した上で議論をしながらアクションプラン/実行プランを決めていくことを大事にしてください。

最後に、理論経営と堅苦しい言葉で表現をしていますが
やるべきことは非常にシンプルになります。

現状の事業状態を的確に捉え、その内容をもとに
アクションプラン/実行プランを作り出す。
たったこれだけです。

まずは、自身の事業状態を客観的なデータで洗い出すことからスタートされてみてください。

でもこのフローを一人で実行するのは視点がない方や
取り組んだことがない方からすれば、
非常に大変です。

そのため、現在の事業状態を洗い出すためにも
コンサルティングや顧問がありますので、
依頼をしつつ現状に対して的確に把握するのも
1つの手段になります。

悩み続けてしまい、打破できていない状態が続いている
のであれば、ぜひご相談くださいませ。

株式会社Lifemake 代表取締役 
事業構築マーケター 工藤 誠

工藤 誠 氏(くどう まこと)
理学療法士・コンサルティング(マーケティング・広告)
整体院・エステ・パーソナルジムなど、店舗ビジネスの設計全般を支援するマーケター。
現在は広告運用実績は40店舗、コンサルティング契約は40社を超え、赤字経営に転じていたクライアントを次々と回復させる。その他YouTubeやX(Twitter)などのソーシャルメディアを活用して、情報を発信するなど、業界に対して、マーケティング・事業統制の付加価値を提供し、活躍をしている。

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