2024年4月25日公表「スポーツジム等におけるパーソナルトレーニングによる事故及び健康被害に係る事故等原因調査について」の経過報告

昨今、消費者庁や国民生活センターへの事故及び健康被害の報告件数が増加傾向にあることを受け、消費者安全調査委員会は、「スポーツジム業態」を対象として当該調査を継続して実施している。その最中4月24日に、2023年度（2023年5月19日から今日）の経過報告が公表された。事故データバンクには、スポーツジム等におけるトレーニング全般に係る事故情報が、2018年～2023年までの6年間に「505件」登録されている。また、昨季調査結果（2022年）の「113件」対して、この度の結果は「115件」となり、増加傾向は緩やかとなったものの、2018年の調査開始以降、新型コロナウイルス蔓延により緊急事態宣言が発出された2020年を除いて、事故情報件数は「増加」の一途を辿っている。

消費者安全調査委員会 24年4月25日公表『スポーツジム等におけるパーソナルトレーニングによる事故及び健康被害
に係る事故等原因調査について（経過報告）』P2/図1を引用