ポイント
・下肢傷害は大学スポーツにおいて頻発する問題であり、特にコンタクトスポーツやスパイク・ジャンプを多用する競技では発生率が高い。そのため、シーズン前にケガのリスクを評価するスクリーニング指標が求められている。
・筋力は傷害リスクと関連すると考えられているものの、従来の研究では筋力を絶対値(kg)で評価するものが多く、体重との関係が十分に考慮されていないという課題が指摘されてきた。
・本研究は、大学アスリートを対象に、1RMバックスクワットの相対筋力(体重比)がシーズン中に発生する下肢傷害リスクの識別指標として有効かどうかを検証した。
はじめに
Marcus J Case は、1RMバックスクワットの相対値(kg/体重)が、下肢傷害を識別する実用的な指標になりうるかを明らかにすることを目的として研究を行った。
この論文は『Journal of Strength and Conditioning Research』に2020年に掲載された。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32084107/
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