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慢性腰痛患者に対する疼痛再処理療法とプラセボおよび通常治療の効果:ランダム化臨床試験

ポイント

・アメリカ合衆国において、コロラド大学ボルダー校を中心とする研究チームよって実施されたランダム化比較試験。
・本研究では、慢性腰痛を有する成人151名を対象とし、無作為に3群に割り付けるランダム化比較試験が実施された。
・前頭前野と感覚処理領域との機能的結合の変化が認められ、PRTが痛みの中枢処理機構そのものに影響を及ぼした可能性が示唆された。

はじめに

本研究は、アメリカ合衆国において、コロラド大学ボルダー校を中心とする研究チーム(Yoni K. Ashar、Alan Gordon、Howard Schubiner )らによって実施されたランダム化比較試験である。慢性腰痛患者を対象に、痛み再処理療法(Pain Reprocessing Therapy:PRT)が疼痛軽減に及ぼす効果を、プラセボ治療および通常ケアと
比較検討することを目的としている。

この論文はAMA Psychiatryに2022年1月1日に掲載された。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34586357/ 

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